「ひろぽん、バヌアツに行かない?」
「行く、行く! どこですか?それ?」
という会話から、今回のバヌアツ旅は始まりましたww
バヌアツという国の名前も聞いたこともなく、
もちろんどのあたりの国かも、何も知らないまま、
行くこと、即決!(笑)
誘われたら、乗る!
ということを決めてから、
なんだかよくわからないことが、
むしろ楽しくなっていますww
バヌアツは、オーストラリアとフィジーの間あたりの国
83もの島の島国で、なんと言語は150以上。
公用語として、英語が使えます。
国には農薬が入っていないので、
自然のおいしい野菜、果物、
さらにそれを食べて育っているバヌアツ牛
素材の味をおいしく味わえるww
ローカルマーケットでは、
地方の人たちが新鮮な野菜や果物を売りに来ている。
街に来るときは、ふつうの恰好だけど、
実は裸族の方で、今もその生活をされているとのこと。
街の雰囲気は、なんだか昭和30~40年代のような懐かしさ
幹線道路は舗装してあるけど、脇道は舗装もなくボコボコで、
車は半分以上が日本の中古車
定員オーバーでも気にせず、
荷台にも箱乗り…(^^;
OK,OK~!と、
なんとかなる感満載ww
歩いていると、誰にでも気軽にハローと挨拶ができる。
目が合うと、ちょっとはにかんで笑ってくれる。
特に子供たちは、目がきらきらしていて、純朴な感じ。
夜も全然危なくなくて、
お店でも売り込まれる感も全くない。
みんな、穏やかでやさしい感じ。
なんだかとても大らかで、まさに、タイプ9の国ww
そんな国で、私が考えさせられたのは、
「幸せ」についてでした。
文化レベルは、はるかに日本の方が高いけれど、
明らかに幸せ度はバヌアツの方が高い…
先の心配をして、
色んな事を思い悩み、あくせく働くのではなく、
今ここの生活をするために必要十分な仕事をして、
毎日を楽しむ。
みんなの笑顔がそれを物語っていました。
実は、バヌアツでは、昨年12月に大きな地震が起きました。
街の中心部は、それにより大きな打撃を受けていて、
まだ、復興工事があちこちで行われていました。
でも、
地震の直後は、海辺では魚を釣る人たちがたくさんいて、
あちこちから、焚火の煙が上がっていたそうです。
周りの自然から、いろんなものが調達できるんですね。
生きる力を感じます。
日本では、インフラが止まったら、
食べる物もなくなり、死活問題です。
バヌアツは、世界一幸せな国に選ばれたこともあるそう。
文化として、何もかもがみんなのものという考え方のよう。
土地も、誰かのものではなく、そこにあるもの。
だからみんなで使うという意識のよう。
(最近は、中国人が多く入ってきて、なかなかそうも言ってられないようですが…)
「自分が自分が!」ではない世界
分離されていない、みんなでひとつの世界
もちろん、これはこれで問題となる部分もあります。
(悪気なく)物がなくなる(誰かが持っていく)し、
女性の人権的な問題もあります。
でも、ルールを守りながらも、
みんなでひとつの世界はつくれるんじゃないか…
つくれたらいいな…
つくっていきたい…
と思いました。
まさに、エニアグラムの図形の丸が示す意味です。
お互いの大事なものを尊重して大事にしながら、
でも大事にしすぎて独り占めすることもなく、
お互い分け合っていく、
みんなでひとつの世界
目の前のPCやスマホを見て思います。
幸せって何なんだろう?
文明の発達は、人を幸せにしたんだろうか?
いろんなものを持ちすぎた人類は、
そろそろ手放すことを覚えないとどんどん不幸になるよ
と言われているのかもしれないなぁ…
理事:にいみ ひろこ(タイプ1)
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