ん~~~!スッキリしない~~~!
仕事のやるべきことの内容や、あの人の問題…
考えていてもなかなかスッキリとしてこないとき、
私は、歩きに出ます。
歩くのは、ある意味、瞑想です。
昔から、作家さんや哲学者の方など、
考えがまとまらないときは歩くのが良いということで、
日課として取り入れられていたという話はよく聞きますよね。
歩く瞑想も、いろんなやり方があると思います。
思考や感情が頭から離れず囚われているときは、
一歩一歩足を出すたびに、
右、左、右、左…
と言葉に出して、
足の裏や腿、膝などの体に意識を向けるのがいいですね。
思考は言葉で出来ているので、
右、左…という別の言葉を与えて、体の実況中継をすると、
思考から離れやすくなるからです。
私が歩いているときによくやるのは、
自分が今何に気付いているかに意識を向けることです。
毎日同じ道を歩いていても、
「え?こんなのここにあったっけ?」
と思うような発見がよくあります。
ある日歩いていると、
濃いめのピンクの花が満開に咲いている木を見つけました。
角の家から、はみ出すかのように咲いているんです。
毎日歩いているのに、初めて気づいたときの驚き…
こんなに目立つのに!
昨日も歩いたのに!
意識してないと、こんなにも気づかないものなんだ…
ふつうに歩いていても、発見があって面白いのですが、
あえて、今何に気付いているかに意識を向けて、
そのとき生まれてくる思考(頭の声)や感情(心の声)を眺めます。
あ、今日はまた、素敵な色の花が咲いてる(と意識を向ける)
かわいいなぁ。水滴もきれいだなぁ。
誰かがいつもお世話してるんだなぁ。
これを見ることで、癒されてるなぁ。
そう思える道を歩かせてもらってありがたいなぁ。
それは、「今ここの自分」に気付くことであり、
「今ここの体験」を味わうことなんです。
これを意識してするようになって、
景色に彩りが出てきて、人生が豊かになった気がします。
実は、
この道を気持ちよく歩かせてもらえてありがたい
という思いに至ってから、
自分も何かできないか?と思うようになり、
歩きながらのゴミ拾いをするようになりました。
そうすると、自分自身がさらに気持ちよくなることにも気づき、
人のためにやっていると思っていることは、
実は自分が一番恩恵を受けていることなんだなぁと思うようになりました。
そうやって、心の余白が大きくなってきた感じがします。
そして何よりも、歩くことによって、
考えなければいけないことに対する答えが
ふっと浮かんできたり、
悩んでいたことはどうでもよくなったりして、
スッキリと気持ちよい状態で家に戻ることができるんですね。
もちろん、それでもなかなか答えが出てこなこともあるわけですが、
全体的には、いい感じでいられることが増えてきたなぁと実感しています。
時間がないと思うと、この歩く瞑想の時間がとれず、
自分の状態がより下がってくるという実感もあります。
単なる気分転換だけでなく、
この歩く瞑想の効果をもっと活用してみたいと思う今日この頃。
あなたもやってみませんか?
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