振り返ってみると、以前は、
なんで!?
という言葉が多かったなぁと思います。
いつも、
なんで、あの人はいつもそうなの!?
なんで、こんな状態になってるの!?
なんで、もう少し考えないの!?
なんで、わからないの!?
:
と、頭の中は「なんで!?」のオンパレードでした。
めちゃくちゃストレスフルで、
いつも憤ってました。
いつも相手を責めまくっていました。(^^;
でも、今は、ほとんどそれを思わないんですよね。
なぜだろう?
と考えてみると…
人は違う
ってことを、きちんと理解したからだろうと思います。
そもそも、「なんで!?」と言いたくなるときには、
だって、これが常識でしょ?
という感覚がくっついていますよね。
自分が言っていること(思っていること)が正しくて、
しかも、それが常識(当たり前)なんだと…
つまり、みんなが(自分と)同じ思い・考えであることが当たり前だという無意識の前提です。
人は違う…なんて誰だって知っていることだけど、
どんな風に違うかを知らないから、
当たり前(みんな同じ)を振りかざしてしまって、
なんで!?
と思ってしまいます。
でも、
自分が当たり前と思っている部分でさえも違うんだ…
当たり前なんてない…
ということをベースにおくと、
「なんで!?」が、
「へぇ!」や「なるほど~!」に変わりますww
それは、自分にも相手にも、
平和な気持や穏やかさをもたらします。
例えば…
あなたは、
「あなた、変わってるね…」
と言われたら、どんな反応が起こりますか?
私の場合は、
「え?それって、おかしいってこと?」
と、ちょっとネガティブな反応が起こりがちです。
自分がいい人ではないと言われているような感覚があるんです。
自分がこんな傾向があることを知らない頃は、
「なんで、そんなこと言うの?
私、変わってないよ。ちゃんとしてるし…」
というような反応が起こっていました。
それを口には出しませんが、
ちょっとムッとした表情にはなっていたと思います。
こんな傾向がある人は、
場合によっては、別の人に、
「〇〇さんがね、私のこと、変だって言ったんだよ。ひどくない?」
なんてことを言うことにもなるかもしれません。
「変わってるね」が、「変だと言われた」に変換されています。
でも、例えばタイプ4の人からすると、
「変わってるね」
というのは、誉め言葉です。
なぜなら、
自分らしさが大事で、
人と同じではないことに価値があるから。
「変わっている」の感じ方にも、
こんな違いがあるんだということを知っていると、
「なんで!?」
という反応は起こりにくくなりますよね。
人は違う
ということをベースにおいておくと、
「なんで!?」が、「へぇ!」に変わります。
そうすると、この世界は、自分の知らない興味あるものであふれかえります♪
急に、鮮やかな彩りあるものに見えてきたりします。
人生が、おもしろくなりそうですね♡
理事:にいみ ひろこ(タイプ1)
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