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自粛明け

自粛明け

ほぼ2か月の自粛生活をやっと終えて関西方面への出張を再開した。

飛行機、新幹線そして電車、バスでの移動、ビジネスホテルでの宿泊に対面での会議と
以前と変わらない行動?
目に見えて変わったのは、自分を含めほぼ全ての人たちがマスクを着けている事、飛行機の搭乗、ホテルのチェックイン時には体温の計測、そして何処へ行っても消毒薬が準備されておりプシューと一吹き。
公共交通機関内では一様に十分に換気をしていますとのアナウンスが、そしてマスクの着用と会話を控えるようにとのお願いで締めくくられている。
安心してくださいと言っているのか、注意してくださいと言っているのか?
「安心して注意してください!」なのだろう!
安心して注意してくださいって、どうすりゃいいのと突っ込みを入れたくなる。

Withコロナの生活、一見変わらぬ日常生活だが、ありとあらゆる所で透明なアクリル板とビニールシートが人と人を隔てている。嫌な感じだ!
感染防止の為、ソーシャルディスタンスと言って距離をとる、飛沫対策としてアクリル板やビニールシートを間に挟む、致し方無い事なのだろう、最善の策なのだろう、が人と人の距離が心と心の距離までが開いていくような気がするのは私だけだろうか?

テレワーク、リモートワーク、ウェブ会議、オンライン飲み会 オンライン、オンライン、オンライン・・・何か素晴らしい事の様に、これで人がより幸せになるような宣伝のされ方。
違和感を覚えるのは私だけなのだろうか?
リモート、オンラインは補助的なものであって欲しい、と私は思う。

自粛が明けて動き出せて何か楽しい事を書こうと思って書き始めたのにこんな展開になってしまった。
前向きなタイプ8と思っていた私でさえちょっと心が痛んでいるのだろうか。

昔読んだ本の一文が思い出された。

「人は生まれた瞬間から死という絶対に治らない病に向かって苦しみを抱えながら生きて行く。自分の寿命は誰も知るすべを持たない、と言って死におびえながら生きて行くほど愚かな事はない」。

決して宗教本の一説ではないが、多分に宗教的ではある。
要はちょっと痛んでいるのなら痛んでいる自分を知れば、受け入れれば良い、その上で今日を、そして明日をどう生きるか考えよう。
私はこのようにとらえて自分を考えるようにしている。ちょっとエニアグラムに似ている感じがしませんか・・・

自分を知り受け止め周りをしり受け入れる、無理に頑張らずに自分らしく居よう。
そんな自分を周りに伝える事も忘れずに。

理事 菅尾俊介(タイプ8)


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