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新しい自分の発見

新しい自分の発見

先日、知り合いに勧められて、ある番組を見ました。

それは、俳優の近藤正臣さんのドキュメンタリーでした。

奥様とゆっくりした生活を送るために郡上八幡に移った近藤さん。

その後奥様は認知症になり、2年前に亡くなって、現在はそこで一人暮らしをされてるようです。

そういえば、私は、小学生のころ、カッコいい近藤正臣さんが大好きでした。

今は、手も震えて、話し方も、すっかりおじいちゃん…

でも、部屋もこぎれいにされていて、食事も自分でつくられている。

奥さんが亡くなってしばらくは、生きる気力がなかったのだそう。

でも、

今は、もう少し生きてみようと思うよ

と語られる。

そこには、何があるんだろう?

奥様のことを思い出して、ちょっとうれしそうに

ヒロさん(奥様のこと)は、物忘れの天才だったんだ

家にまだある醤油を毎回買ってきたかと思うと、次は味噌ばかり買ってくる

好きなだけ買ったらいいと思ってたよ

と話された。

近藤さんは、大きな大きな愛で、そんな奥様を包んでいたんだなぁ…

「認めて」いたんだなぁ…

そう思うと、

子供に対しても、年老いた母に対しても、

「どうしてできないの!?」

という思いでいっぱいの自分がいたことを思い出して、ちょっと胸が痛くなる…

歳を取るっていうのは、新しい発見なんだ。

今までできていたことができなくなるっていうのもね。

この近藤さんの言葉は、

私に、大きな深い気付きをくれた…

そうか、一生新しい発見なんだ。

今までのパターンと違うことをやってみると、

世界が広がって、新しい自分、新しい可能性が見えてくる。

新しい発見が満載!

それは、ワクワクするし、だから、人生が楽しくなる。

でも、歳を取って(老いて)、今までできていたことができなくなるというのも発見なんだ。

そんな自分を認め、そこで何ができるかを考えたらいい。

どんなサポートがあれば、できるかを考えたらいい。

「発見」という言葉は、なんだか一緒にワクワク感を連れてきてくれる♪

できないことがあってもいい。

ただ、そんな自分を発見したら、

どんなサポートがあれば、今の自分で何ができるかを考える。

諦めるのではなく、楽しむ。

そんなの出来ないよ…と頭から拒否するのではなく、

それを「意識する」ってこと。

すると、楽しむなんてできないと思っていたのに、

いつの間にか楽しめるようになっている自分を発見できるww

今の近藤さんには、

近藤さんの健康を気にかけてさりげなく訪ねてくれる人たちもいるし、

近藤さんが若者たちの芸のサポートをしたりもしている。

頼り、頼られの生活がある。

歳を取る(老いる)という恐れ

でも、その恐れに怯えたり囚われたりするのではなく、

その変化を発見や気付きとして楽しんでいる近藤正臣さん

やっぱり、カッコいい!

私も、そんなカッコいい人でありたい♡

理事:にいみ ひろこ(タイプ1)

ビジネスエニアグラム協会では、定期的に体験ワークショップを開催しています。

体験ワークショップは各タイプの特徴を学び、「自己の理解」「他者の理解」をするエニアグラムへの初めの一歩となっています。

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